いつも「今」の連続。今を生きるとは?
「願いはいつか叶う」と思っていませんか。
「明日やろう」の明日が永遠に来ないのと同じように、「いつか」も永遠に来ません。
潜在意識には時間の概念がないので、「いつか」=「今ではない」のです。
しかし、時間は常に「今」なので、「今ではない」日は来ないのです。
パラパラ漫画の1枚のように次のページに移ったら自分の現在も次のページに移るので、私にとっては永遠に「いま」なのですね。
願いがなかなか叶わない理由の一つに現状維持バイアスというのがあります。
平たく言うと「このままがいい」ということです。
良くも悪くも過去の延長を続けようとします。
太古の時代には変化は生命を脅かすものであったからです。
新しい環境は未知であり、確かにエゴにとってはストレスでしかありません。
例えば目の前に最高の仕事がぶら下がっていても、エゴはこう言います。
「失敗したらどうするの? うまくいく保証などどこにもないのだよ? そんなリスクを冒すくらいなら、今のままでいいんじゃない?」
そうして、転職ではなく現在のブラック企業で心身を消耗していったりします。
自分をちょっと俯瞰してみる
小さな子供があーでもない、こーでもないと試行錯誤していて、遠目から見ているあなたは「こうすれば簡単に解決できるのにな」と思う。
その方法をその子に教えてあげると、「こんなに簡単なの!?」とその子はビックリするかもしれません。
その子供が限られた知識の中で最善と思っていても、多くを知っているあなたはさらに良いアイデアを持っているかもしれません。
潜在意識と顕在意識の関係もそれに似ています。
でも潜在意識は顕在意識を無理やり変えることはしません。
温かく見守ってくれていますので、こちらが必要としたときに助け舟を出してくれます。
潜在意識には顕在意識の比にならないほどのデーターがありますので、いくら悩んだところでそれはあくまでも井戸の中での話。大海原には井戸では考えもしなかった解決策が無限にあるのです。
願いが叶わない仕組み
願いが叶わない仕組みに気づきましょう。
多くが親や社会から与えられたものです。
誰かが成功したときに素直に「良かったね」と言えない社会。
「なぜあいつばっかり、今に見てろ」「ずるい、許せない」
成功者は一度は叩かれます。
そんな思いをするくらいなら成功しなくていい!そういう方もいらっしゃいますね。
お金についても、昔からお金持ちのいじわるなお爺さんと、清貧の優しいおじいさんの対比があるのは何故でしょう?
貧しさを美徳とすれば、貧しさに甘んじる人が増える=搾取しても問題ない社会が出来ますね。
思えば、ブラック企業に勤められ続けている人で自分をこよなく愛している人は少ないのではないのでしょうか。
自分はこのような不当な扱いを受けても平気もしくはそれが当然だと思っている。
かくいう私も一瞬だけブラック企業に勤めてしまったことがありました。
しかし、初出勤日にそれに気づき、労働基準監督署にも相談し、一日で辞めました。
賃金に何故か含まれなかった部分の労働時間もきっちり請求し、その分も頂きました。
ブラック企業でなくても、自分を殴る彼氏とは別れられないという人もいるかもしれません。
なぜなら彼しか自分の事を必要としてくれる人はいない(と思っている)から。
そういえば、斎藤一人さんが以前こんなことを仰っていました。
「誰かがあなたを虐待していて、それに耐えられるのは、あなたがそれ以上に自分を虐待しているのです。」
自分の事を大切に思っていれば自分が酷い目にあわされているのが耐えられないのです。
まず自分を守ろうとする。
でも、それをしないのは、自分がもっと自分をいじめてしまっているから。
究極の問題解決方法、それは・・・
問題解決の究極の方法は自愛なのかもしれません。
「私は幸せになっていい。私は私にそれを許可します!これは決定事項です!」
自分に許可出来ればできるほど、どんどん自由になり、人の自由も尊重できます。
君が世界に少しでも不満があるなら、
ISA
君が君にもっと愛してほしいサインだ