『マネーエネルギー論』で「貧乏マインド」から「豊穣マインド」へ

最近すごく贅沢な時間を過ごせました。
なかなかゆっくり時間が取れず、少しずつしか読めていなかった吉良久美子さんの『マネーエネルギー論』を一気読み出来たのです！　しかもお風呂で！

我が家は5歳の娘が居て、お風呂はいつも娘と一緒。
自分だけの時間を確保するのは至難の業だったので、お風呂で読書なんて夢のまた夢でした。
しかし、この日は娘が電池切れでお風呂に入らず寝てしまい、夫も仕事を持ち帰っていて、私だけの時間！
あぁ幸せ。。。
しかも１時間くらい入浴していたので、汗がたっぷり出てお肌がモチモチ
この相乗効果の幸福感といったら！

「ひとりひと宇宙」

本書には「ひとりひと宇宙」という考え方が出てきます。
地の時代はお金・物・権威など、目に見える物質的な豊かさの時代でした。
しかし今は風の時代に変わり、ミニマリストやサブスクなど、「所有」から離れた軽いエネルギーになりました。
個人の価値観や多様性が尊重される時代になりました。

当然幸福の在り方も人それぞれ。
ブランド物の大人買いに幸福を感じる人も居れば、蚤の市で掘り出し物を見つけた時に幸福を感じる人も居ます。
私は自然の中にいると自分がパーッと開放される感覚になりますが、都会の雰囲気が大好きな人も居て、人それぞれです。
大切なのは、他の誰でもない自分自身は何が好きなのかを知ること。

意識したものが増幅する

これは世の理ですね。
これは表面意識で望んでいることも望まないことも、エネルギーを注いでいることが引き寄せられます。
「時間に遅れたくない」と思うほど、道は渋滞し、遮断機で待たされ、タッチの差で赤信号になり、電車では目の前の人が自動改札に捕まったり、面白いように「妨害」されますね。
逆に、「世界は私に優しい」と思っていると、道を譲ってもらえたり、お店でサービスしてもらえたり、綺麗な景色に出会えたり、素敵なことが沢山起きます。

同様に「お金がない」と思えば、お金がどんどん減っていく（ような）現象が起きます。
通帳の金額が少しでも減ると恐怖心が起こるのは欠乏マインドです。
確かに支払いをすることで物質的なお金そのものは無くなりますが、経験や知識、ワクワクなどのエネルギーと交換をしています。
ポジティブなエネルギーで送り出せば、ポジティブなものになりますが、嫌々送り出したり、自分ばかりが得をしようと値切り倒したりすると欠乏のエネルギーとなり、エネルギー交換が阻まれてしまいます。

「お金は貯めるものではなく、貯まるもの」というマインドセットに変更し、幸せなエネルギー交換が出来るようになると、いつの間にか豊かになっていきます。

いつもよりワンランク上のものが欲しくなったら、あなたもワンランクステージが上がろうとしている

昔奮発して２セットちょっといい下着を購入したのですが、ずっと仕舞ったままにしていました。
その代わりに安価な下着をつけていたのですが、フィット感がイマイチで、体型も残念な感じに見えましたが、何となくそのまま着け続けていました。

あるとき、せっかくだからと仕舞ってあった下着を着てみたところ、驚きのフィット感。胸の位置も上がるので、何だか姿勢を正したくなりました。
花の刺繍が散りばめられたその下着をつけていると優雅な気持ちになり、選ぶものも変わってきました。

バラのお茶が飲みたくなったのもその一つ。
最近はバラのハーブティーを毎日飲んでいます。

今まで「これでいいや」と思っていたものが「これがいい！」に変わった瞬間、それが今まで手を出したことのない価格であっても、思い切って踏み出すことをおススメします！

「私には買えない」と諦める人になるのか、「好きな時に好きなものが買える私」になるのか、まさにその分岐点にいるのです。

例えば一目惚れした靴が１０万円だったとします。
靴は今までは出しても２万円だったあなたがその靴を購入すると、それを履くのに相応しい場所や環境が自然と用意されたり、所作まで美しくなるかもしれませんね。
ハイクラスな場所に行っても、物怖じしなくなるかもしれません。
まさに魔法の靴♡

ここで大切なのは、本当に自分が気に入ったものを選ぶこと。
誰かに称賛されることや自慢が目的の場合はエネルギーが滞りますので、ただの「浪費」になってしまうかもしれません。

本当に気に入ったものはあなたの相棒として、ワンランク上の上のあなたのライフスタイルをサポートしてくれるでしょう。

もりくみ

旅ライター。コーチングカウンセラー。
奈良在住。直感型。
自然が大好きで、いつも森の近くを住処にしている。
気分で引っ越したいので、基本賃貸。